2011年6月24日金曜日

ボランティア服装装備の参考

今回は、ボランティア活動中の服装と、個人装備の参考記事です。作業内容によって、変わる部分もありますので、あくまでも概略の参考です。
汚れ仕事の場合、 屋内作業、屋外作業どちらの場合も、上下に雨衣を着用します。ホームセンターで安く売られてるヤッケ(写真右側のタイプ)でも、良いのでしょうが、気温が暑くなる季節では、前開きタイプのほうが、実用的だと思います。

前開きヤッケは、作業着専門店(ワークマンなど)で購入しました。これから購入予定の方は是非、ホームセンターよりも、専門店で買われる事をお勧めします。種類やサイズが豊富で、値段も手頃です。
 ヤッケの下にはくズボン。一番汚れる部分です。右はホームセンターの物、左は前ファスナー式のワークショップ扱い。これはどちらでも良いですね。
 ゴム手袋と、革手袋。一般的な布製の軍手は使えません。屋内作業(壁や床剥がし、家具の運搬など)では、革手袋が良いですが、ゴム手袋でも支障は無い。同じ現場で床下のヘドロ撤去も行うなら、始めからゴム手袋の方が、面倒が無いかもしれない。

ヘドロに重油などが含まれている場合は、耐油性のゴム手袋が必要ですから、一応耐油性のを使いました。現場ではしかし、その必要は感じませんでした。

私はボランティア活動で始めて、重作業用のゴム手袋を使いましたが、これは随分頑丈で驚き、感心しました。ゴム手袋の内側は丈夫な繊維で緻密に編んであるので、そう簡単には破れない様になってます。
青い方は特に、丈夫そうです。ワークマンで367円しました。茶色の方は283円。網目がやや粗いですが、軍手したまま使えるのが、売りです。薄めの軍手でないとちょっと、キツイかも。

あまり指先の大きな手袋だと、細かな作業が難しいです(例えば、土嚢袋の口を紐で縛る時)。女性はもっと、指の細い普通のゴム手も用意した方が、良いかもしれません。

ゴム手袋は炎天下では暑いです。気が付けば、内側の指の先に汗がタプタプ、溜まってます。洗濯は、裏返して洗剤付けたブラシでこすれば、また奇麗になって使えますよ。
左は、足首を覆うビニール脚絆、右の青いのはビニール製の腕カバー。合羽ズボンの裾は、長靴に被せる様にしてはくと、泥の侵入を防げますが、更に上からこのようなカバーをかけてやると、二重の予防になる。
 腕カバーは、雨衣の代わりに装着してやると、炎天下の作業では重宝します。これから夏の暑さも増してきますので、雨衣の上着を装着すると、却って熱中症や脱水症状を引き起こしかねませんので、上写真のように、上半身は腕廻りだけをカバーしてやるのも、良いかと思う。

手袋の中には、腕カバーと一体になってるのもありますので、それを使っても良いですね。当然、上着はヘドロやホコリでひどく汚れます。使い捨て覚悟で着ても良いですが、ワーカーズショップの作業着なら、ヘドロ汚れも洗濯で奇麗に落とせます(妻談)。
 安全ゴム長靴。これは靴底に鉄板の入ってるタイプです。鉄板の入ってない物でも、鉄板入りの中敷きを入れれば良いです。側溝の泥出し作業では、鉄板の必要は無いけれど、家屋の解体作業などでは、必須です!

それから、あまり安物だと、靴底の縫い目から、水が侵入して来るそうですよ。合羽は安物でも良いですが(ゴアテックスなどは勿体ないです)、長靴はそれなりの物が、良さそうです。
 マスク4種。副業柄、色々持ってたので色々試しましたが、左端の紙カップ式ので充分です。毎回使い捨てで考えて下さい。マスクを触る手の泥で、ひどく汚れます。

紙カップ式以外では、左上のタイプが良いかもしれません。現場での付け外しが多い場合、紙カップ式は保管場所に困るけど、他のタイプは首からぶら下げておけるので、便利かな?
右下のタイプは、構造的に弱く、野外の重労働では使いにくかった。

重労働の場合は、呼吸が苦しくなって、マスク付けたままでは、とても仕事になりません。環境的に必要が無さそうであれば、外して作業します。石灰を撒いたり、石工ボードの壁を壊したり、砂塵が舞ったりする場合は、必ず着用しましょう。
 頭に被るもの。屋内作業ではヘルメットが理想です。上から色んな物が落ちて来ます。注意してれば大丈夫ですが、用心されたい方は、ヘルメットです。ただし、プラスチック製とは云え、タオルや帽子に比べれば、重たくて邪魔です。

私は、屋内、屋外共に、手前の黒いキャップを使ってました。帽子は頭の保護と同時に、オデコの汗が眼に落ちない様にする、役割を持たせてます。

日差しが痛い程になった日は、左上のブーニーハットを使いました。他のグループには、麦わら帽子の方が居て、それも良いと思いました。
保護ゴーグル。これは普段の作業で使ってる物を、使いましたが、やはり汗で曇って、直ぐに使えなくなります。汗はメガネにも落ちて、見えにくくなります。私のようなメガネ君は、肉体労働には向いてないなぁって、これは自衛隊時代から何度も思う、事でした。

ゴーグルが絶対的に必要な場面は、屋内の壁の石工ボード解体する時、屋外で石灰を撒く時、です。しかし今回、あまりの汗に、使用を放棄したので、石灰が少し眼に入ったようで、作業終わった頃には、眼が少し充血してました。

普段は外すにしても、身に付けて作業すればいいのですが、全身ヘドロでドロドロ、手もドロドロなので、着けたり外したりするのは、かなり困難です。
今回、出発時のヤマドリ隊長の勇姿。着ている服の上下が、ワークマンで買った作業着です。夏用の薄く、風の通る隙間なども付いた効率の良い服を、安価に買えました。一度書きましたが、洗濯すると汚れが奇麗に落ちます。おそらく、乾きも早いのでは、なかろうか。

これから、服や装備を揃えられる方は是非、作業着専門のショップで購入される事を、お勧めします。ネットショップでも良いのでしょうが、店舗に直接行かれた方が、手袋など、現物を直接試して比較出来るので、後悔する事もありませんよ。

7 件のコメント:

sato さんのコメント...

ヤマドリさん、こんばんは。
谷と申します。
ボランティアメンバーの大西さんからここをお聞きして拝見させていただいてます。
お話はしていないので覚えていらっしゃらないと思いますが、私も同じ第5回メンバーの中におりました。
ボランティア関連ブログとても的確な情報を載せられてますね・・・。
自分が行く前に読みたかったです。(笑)
実は昨年末に拝見させていただいたのですが、書き込みは図々しいかなと思いとどまっていました・・・。結局書いちゃいましたけど・・・。
それでは・・・長々と失礼いたしました。

ヤマドリ さんのコメント...

satoさんの谷さん、こんばんは。(笑)
長々とコメント頂き、有難うございます。
どんなコメントでも、大歓迎で、ございます。

残念ながら、お名前もお顔も、思い出せなくて、申し訳ないのですが、私は普段から、人の名前と顔を覚えないので、気になさらないで下さい。

記事を評価して頂いて、嬉しいです。
もっとも、今はあまり役に立たない記事になってると、思いますが。そうですね、谷さんが行かれる前に、書いておけば良かったですね。(笑)

泥掻きは、中々大変な作業でした。お互いに、お疲れさまでした。実際の作業量は、自己満足程度でしたけど、私は自己満足したくて行きましたから、それで良かったと思ってます。

あれから、ボランティア関連記事が、一向に追加されてなくて、いい加減な日常の記事ばかりですが、宜しかったらまた、ご訪問下さいませ。

sato さんのコメント...

ご返信ありがとうございます!
satoの谷です(笑)
satoはホームページでの名前です。
佐藤さんと勘違いされますが名字ではなく名前の方からつけてます。
私も人の顔と名前を覚えるのが苦手ですので分かりますよ。(笑)
こちらは帰りのバスの中で、名簿を見ながらしっかりおさらい(笑)しましたので、ヤマドリさんのことも分かりますよ。(^^)
帰りに覚えても仕方ないのかもですが・・・(汗)

また長々と・・・(笑)
またこっそりと(笑)覗かせていただきます!

ヤマドリ さんのコメント...

satoは名字でなくて名前のほうの谷様、こんばんは。
お互い苦手で、ほっとしました。
英語と旅行がご堪能なのですね。
わたしはどちらも苦手です。
海外を歩けるなんて、はぁ、凄い事でございます。

ブログはどうぞ、堂々とこっそり覗いてやって下さい。
こっそりついでに、ヤマドリ漫画帳の「フヂちゃん」も、時々覗いてやっていただければ、フヂちゃんも喜びます。

sato さんのコメント...

ヤマドリさま。
英語と旅行が堪能・・・は大きな誤解です(笑)
旅行は大好きです。
けれど英語はからっきしダメダメです!
つまり、しゃべれなくてもなんとかなる国にしか行ってないですし、実際どうにかなるものなんです(笑)

フヂちゃん、覗いてみます(笑)
よろしければ、私のHPの閑散とした掲示板にもよろしければ書き込んでやってくださいませ!

ヤマドリ さんのコメント...

satoさん、こんばんは。
いやいや、飛んでいっちゃうだけでも、大した物です。
はい、掲示板、何か書き込んでみますね。

sato さんのコメント...

ヤマドリさま。
はい、よろしくお願いいたします!